ルーマニアから集材機メーカー来社

先日、集材機メーカーWyssn社のPaulさん(ルーマニア)と林業コンサルタントのYarmoさん(フィンランド)が、㈱ライトの堀脇会長の案内で伸和産業に来られました。Wyssn社は1926年に創業し、Wyessnケーブルクレーンシステムは現在までに60か国以上の国で使われています。林業用の集材機としては油圧式単胴ドラムで、操作も画面を見ながらパネル方式で簡単、2,000mの策張りも可能、架設も4日でOKなど、今までずっとエンドレスタイラー方式のみを使っていた伸和産業にとっては興味深い集材システムです。

詳しくはこちらをご覧ください。http://www.wyssenseilbahnen.com/

また、Yarmoさんとは青ちゃんが2011年6月にスウェーデンで開催された世界林業機械展に行ったときに出会ってからの友達で、その後島根県にも数回来られ、その度に案内をしたり食事を一緒にしてきました。2014年3月に来日された際にはここ伸和産業をご案内しており、篠原社長さんとの再会を喜んでおられました。

本社2階の会議室で約1時間にわたって説明を受けました。

 

ただ集材機を販売するだけではなく、架設から実際に木を出すまでの技術的な指導も含めて全体をセットで販売していくシステムとなっているようです。また、技術的なトレーニングカリキュラムを開発しており、他国からも約10週間の研修に参加している人がたくさんいるとのことで、私たちも受講を勧められました。

 

匹見町の現場視察、地形的にはルーマニアとよく似ているとのことです。

 

日本の集材機を興味深そうに写真撮影してました。操作レバーがたくさんあることに驚いていました。

 

昼食はPaulさん(左)が「うずめ飯」、Yarmoさん(右)は唐揚げ定食でした。二人とも箸の使い方がとても上手でした。

 

次の現場は津和野町地内の2現場、ルーマニアでの伐採は全て択伐で、皆伐は禁止されているようです。写真の皆伐の状況を見てPaulさんが一言、「このような伐採をしたら即、逮捕・・・(笑)」。

 

最後の現場では集材機で木が運び出される状況を視察いただきました。ここでもカメラで動画を撮ったり集材機をパチリ。「日本の集材機の運転は難しそうですね」との感想でした。

Paulさんは危険できつい山での仕事を少しでも安全にしかも楽にしていきたいとの思いを強く持って現在の集材システムを開発したとのことでした。そしてもう一つ重要なことは、架線集材をすることによって作業道の開設が必要最小限に抑えられ、自然環境に優しい伐採事業が出来るとのことです。このことは、現在も13の伐採班がすべて架線集材方式を使用している伸和産業の考え方と同じです。Wyssnの集材システムが私達の現場で活躍する日が来るのでしょうか?

by青ちゃん