小学生の林業現地学習会
2021.02.01
去る1月19日、吉田小学校の5年生107人の皆さんが、3台のバスに乗って林業現地学習に来られました。①森林・林業に関するお話、②チップ工場の見学、③伐採現場の見学の3つのコースを準備して、それぞれ時間をずらして約1時間ずつ順番に回ってもらいました。
①森林・林業のお話は、パワーポイントを使って説明、木の年輪の説明や、木質バイオマス発電所に収めている燃料用チップの製造工程などの勉強をしました。
年輪を数えると木の年齢が分かると知ってすぐに記録・・・。
②チップ工場の見学では、伸和産業の本社工場で製紙用チップの生産工程を見学、工場内の大きな音には少し驚いたようですが、塩安工場長の分かりやすい説明で、皆さん良い勉強になったようです。
工場内は大きな音でうるさかったけど、木に関するいろんな話が聞けて皆さん満足・・・。
③伐採現場の見学は伸共木材協同組合のA班が伐採している現場で、実際にチェンソーで伐採するところやハーベスタでの造材作業などを見学、重機に乗せてもらったり、木の円盤をもらったりして喜ばれていましたが、やはり始めて見た木を切り倒す瞬間が一番印象に残ったようです。
木が倒れるときの大きな音に感動、重機にも乗りました。
長い刃のチェンソーでの造材、抱えてみると凄く重かった・・・。
後日、全員の生徒さんから手書きの感想文が送られてきました。約50分かけてゆっくりと読ませていただきましたが、「森林や林業に興味をもった」、「木を切り倒す時が一番すごかった」、「初めて知ったことがたくさんあった」など、など。100人を一度に受け入れたのは初めてのことで、いろいろと大変でしたが、私たちにとっても今後につながる貴重な経験となりました。by青ちゃん