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安全パトロール(3-2)

2023.05.06

2回目は矢冨班の現場です。この現場も前回の尾木班と同じ「架設作業」です。架線集材方式(エンドレスタイラー)としては同じ作業ですが使っている集材機は従来式のものです。元柱と先柱をつなぐ本線ワイヤーの長さは約700mとなっています。

伐採現場は写真中央に写っている約700m先にあります。 右側の写真が従来の集材機です。

 

集材機の後方からの写真で3つのドラムからそれぞれに作業ワイヤーが張り出されています。右側の写真は集材機の位置から約50m後方で本線ワイヤーを送り出している写真です。

 

伸共木材協同組合の強みは平均年齢の若さ(35歳)に加えて、この架線集材技術が継承されていることです。当組合の事業エリアとなっている高津川流域の森林は地形が急峻で作業道開設による搬出作業には限界があります。架線集材による搬出にも地形的な制約はありますが、こちらの方がはるかに広範囲の伐採木を効率的に山肌を壊さずに搬出することが可能となります。これからもこの若き樵たちによって、この架線集材技術がさらに精度を上げてん進化していくことに大きな期待感を持っている私です。by青ちゃん