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木のお酒

2023.09.01

森林総研が「木の酒」を造るそうです!

「木の酒」!!

木を砕いて、薬剤処理や熱処理を加えることなく、

木材そのものを原料にして樹種ごとに異なる風味を出します。

2㎏の杉からは、アルコール度数35%の蒸留酒が、ウイスキーボトル(750ml)1本分でき、

直径約50㎝、長さ4mの杉原木(丸太)1本からは100本以上の蒸留酒

が作れるそうです。

商業利用に向けては、量産化体制の構築などが課題になるみたいですが、

すでに森林総研の技術を使って「木の酒」の蒸留所建設に動き出している酒造メーカーもあるとか。

杉、シラカンバ、ミズナラ、クロモジ、ヤマザクラ、コナラなどの樹種を原料にすると、

それぞれ風味や味が変わるらしいので、木の種類がある限り無限の楽しみが待っています!

国内林業の振興や国産材の需要拡大にもつながりそうなので、

この「木の酒」を使って林業が盛り上がってくれれば、

私もうれしい限りです!

 

byまっつん