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中学生の職場体験(益田中学校3日目)

2018.11.03

最終日は益田市須子町にある島根県森林組合連合会益田事業所の木材市場の見学からスタートです。高津川流域の森林から伐り出された多くの素材が所狭しと積まれていました。この木材市場では毎月3回(年間32回)の市が開催されていて、伸和産業からは全体量の二分の一ほどの素材が出材されています。

 

次に向かったのは浜田市にある「島根合板 浜田針葉樹工場」です。池永総務本部長さんに工場内を案内していただきました。この工場は200人の従業員の方が3交代制で24時間稼働して1日で4万枚の合板を製造されています。

 

使われている木材は外材(ダグラスファー:米松)が25%、残りの75%は国産のスギとヒノキです。伸和産業からも年間約1万㎥の原木を納めています。

 

次に訪問したのは浜田港運です。ここでは荒木常務さんの計らいで1万tクラスの運搬船に乗せていただきました。

 

この船は江津市にある木質バイオマス発電所で燃料として使われる「PKS」をインドネシアから運んできた船で1年に3回しか寄港しません。実にラッキーでした! (注)PKS(パーム椰子殻)とは パーム椰子の殻の部分で、パーム油を生産する過程で発生する農作物残さ廃棄物。 水分含量が少なく発熱量が高いことから、近年バイオマスエネルギーとして注目されています。

 

続いて、木材の輸出入の状況を見学。ここでは午前中に見学した合板工場で使われる米松(ダグラスファー)がトラックに積み込まれていました。伸和産業もこの港を使って韓国や中国に木材を輸出していますが、最近は相手国の事情によりその量は少なくなっています。

 

3日間の職場体験も無事終了、最後に篠原社長に対して3人からそれぞれにお礼の挨拶がされました。

 

I君、H君、I君、3日間お疲れさまでした。少しでも森林や林業に関心を持ってもらえたら嬉しいです。来春の高校入試頑張ってください!by青ちゃん